熊本 エコキュート/エコキュート不具合による対処法
- 川野 グッドハート
- 8月18日
- 読了時間: 2分
こんにちは。
エネルギー事業部の川野です。
今回は線状降水帯による大雨の影響でエコキュートの不具合が散見されましたので事例や対処法をお伝え致します。
🌧 大雨・冠水後のエコキュート不具合事例
1.ヒートポンプユニット(屋外機)
浸水による基板ショート
→ 電源が入らない、エラーコードが出る。
ファンモーターの浸水・泥詰まり
→ 運転異常・異音・過負荷で停止。
熱交換器や配管内の泥・異物混入
→ 能力低下、異常停止。
2.貯湯タンクユニット
断熱材への浸水
→ 内部の腐食・断熱性能低下。
電装部(制御基板・リレー)の浸水
→ 制御不能・エラー表示。
脚部浸水による錆・腐食
→ 転倒・設置不良のリスク。
3.配管・バルブ部
泥水の逆流・詰まり
→ 給湯圧力低下・配管破損。
凍結防止ヒーター部の浸水
→ 漏電・作動不良。
4.電気系統
ブレーカーの漏電遮断
→ 通電不能。
リモコン部の浸水
→ 表示不良・操作不能。
🚨 冠水後のリスク
感電事故(内部基板や配線に水分が残ったまま通電)
漏電火災(泥や湿気で絶縁不良)
衛生面のリスク(貯湯タンクに泥水が混入した場合、再利用不可)
🔎 点検ポイント
設置高さと浸水痕の確認(特にヒートポンプ部が浸かったかどうか)
電源を入れずに外観・配線・配管をチェック
リモコンのエラーコード・動作表示を確認
異音・異臭・漏水がないか確認
冠水した場合 → メーカー点検必須(場合によっては本体交換推奨)
💡 対処法
「冠水後は通電せず、必ず専門業者に点検をご依頼ください」
「タンクに泥水が混入した可能性がある場合は使用を中止してください」
「見た目に異常がなくても、内部で劣化・漏電が進んでいる場合があります」
